■ まずは下書きを描くわけです ■

さてさて、残念な事に私は
「下書きもラフもいらねぇ!!一発描きで決めろ!!
とか言って絵が完成してしまうようなニュータイプではありませんので
まずは大体こんな絵が描きたいずらーというイメージを書き殴ります。

まあその辺は省略しても良さげですのでさくっと。

人体は輪郭から描く派。
鼻はあまり描かない派。
ふたご姫はファイン派。




今回使用する描画ソフト『SAI』はBMP画像を読み込み可能なので、お絵かきチャットで描いた線画を取り込んでみました。



さてここで注意点が
スクリーンショットで撮った画像などは、そのままでは解像度もサイズも小さすぎです。
別に描けない事は無いのですが、CGを描く上で作業画像サイズはある程度大きい方が何かと便利ですので
SAIの[キャンバス]→[解像度変更][サイズ変更]でリサイズしとくと吉です。

細かいことですが、縮小は50%単位がキレイらしいです。
アイコン絵なんかの小さい画像では結構縮小で差が出るかもしれませんね
ちなみに自分は画像サイズは一辺3000〜6000pixくらいで作業してます。(オンライン用イラストでカラーの場合)
参考までに。




■ 清書しましょう ■

さて準備が整ったらいよいよSAIを使って線を引きますよっと。
SAIはレイヤー機能を実装しておりますのでフルに活用しましょう。
まずは取り込んだ下書きレイヤの上に線画用のレイヤを作ります。
操作方法は[レイヤー]→[新規レイヤー(カラー)]で。

 ちなみにレイヤウィンドウ上部にある左上のボタン(赤丸)でもレイヤ作成できます。

そもそもレイヤーって何?って人は・・・  えっと「お絵かき講座 レイヤー」でググってください。(おい



そんなこんなでさくさくと線画を清書していきます。
どうせはみ出しても間違えてもいくらでも直せるのがデジタルの強みです。
思い切ってのびのびと線を引きましょう。多分それがコツかもしれない。
下書きレイヤの透明度を上げて色を薄くしておくと作業しやすいです。

 ここの不透明度の部分でいぢれます。

ちなみにSAIはphotoshopと違って線の補正機能がついてます。
キャンバス上部の[手ぶれ補正]という項目で補正精度を調整出来るので自分に合った環境で作業しましょう。
数字が大きいほど補正が強くなります、線は綺麗になりますが感知が鈍くなるのと同義ですので程ほどに。

線の色はあとから自由に変えられるので好きな色でどうぞ
自分は灰色か茶色がセオリーです。特に意味はなかとです。

ちなみに線の色を髪や肌など部分ごとに変えたい派の人は
レイヤを別々に作っておくと便利です。自分もそっち派の人です。
そういうスタイルの人には今更詳しく説明する必要も無さげかと思いますが
まぁ要するに。
 こういう事です。






■ うんちく ■

とりあえず線画についてksoが意識していること。
まぁ単純な話、強調したい部分は太くって事なんですが。
ksoが顔の輪郭を太く描くのはその所為です。
全体的に線の強弱は乏しいタッチかと思われますので
ここぞという部分を強調するといい感じに映えてくれると勝手に思っています(ぇー

微妙な立体感も出せないことも無いかもしれません(自信無


例えば髪の毛、前髪中央付近が横髪など他の部分に比べて若干太い線で描かれている部分にも注目して頂ければ。
こんな感じの意味があるんだか無いんだか分からない小細工を散りばめて描いています。





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